ラズベリーパイって何?
こんにちは。情報システム部のS.Kです。
私は職業能力開発校出身で、情報系のクラスでITやプログラミングについて学んでいました。
私のクラスは、プログラミングや資格取得のための授業が主ですが、
印象に残っているのは、ラズベリーパイを使った授業です。
ラズベリーパイが何だか知っていますか?
この記事で、少しだけラズベリーパイについて解説したいと思います。
ラズベリーパイは手のひらサイズのPC
ラズベリーパイとは、小麦粉とバターなどから作ったパイ生地に、甘く煮た果実(ラズベリー)を包み込み、オーブンで焼き上げたお菓子料理です。
ラズベリーパイ(Raspberry Pi)とは
イギリスのRaspberry Pi 財団によって開発された
教育用の小型シングルボードコンピュータです。
安価で購入できるので、趣味用に使われることも多いです。
手のひらに乗るほど小さいのに、
HDMI、USB、有線LANの接続ポート等が搭載されていて、高い拡張性があります。
日本での愛称は「ラズパイ」。
ラズベリーパイの種類
・Raspberry Pi zero
・Raspberry Pi 2
・Raspberry Pi 3
・Raspberry Pi 4
等、いくつか種類があります。
Raspberry Pi 4は、メモリ8GB、CPUクアッドコア1.5 GHzと、現状最もスペックの高いモデルです。
Raspberry Pi 4 Model B(UD-RP4Bシリーズ) 仕様 | Raspberry Pi(ラズベリーパイ) | IODATA アイ・オー・データ機器
最近では、ラズベリーパイ公式ツイッターから新モデル開発について匂わせる投稿がありました。
pi5が出るより先に品薄状態が改善されればいいのですが。
Pi 5 pic.twitter.com/iCCIQRMmpF
— Raspberry Pi (@Raspberry_Pi) December 15, 2022
ホワイトボードに書かれてるBBQ、WTFって何なんでしょうね。
ラズベリーパイで何ができる?
ラズベリーパイはなんでも作れるのが強みです。
MP3ファイルを再生して音楽プレーヤーにしたり、
センサー を取り付けて、湿度計や人感センサーを作成したり、
組み合わせ次第で様々なIoTを自分で作ることができます。
私の初めてのラズパイ電子工作の時は、
Raspberry Piに取り付けることができる、ジョイスティックやLEDディスプレイなどが付いた
「Sence Hat」という拡張ボードを使いました。
ジャイロセンサーや温度センサー等各種センサーも搭載しています。
i-o dataのSence Hat商品ページに画像があります→https://www.iodata.jp/product/pc/raspberrypi/ud-rpsense/spec.htm
私は「Sence Hat」のLEDディスプレイを主に利用して、電光掲示板のようなものを作ったり、
テトリスを作ったりしました。テトリスのプレイ画面はLEDディスプレイで、8×8マスしかないので
底までの落下が早くて難易度高めのゲームになりました。また、備え付けのジョイスティックは
小さく、回転させるためにボタンを押し込むと指の腹に食い込んで痛いです。
まとめ
以上、ラズベリーパイの短い説明でした。
私の学生時代、先生が授業の始めに「ラズベリーパイを使います」と言ったときは、
私を含めクラスの9割ぐらいが「は?」って顔をしていたので、
割とラズパイを知らない人は多いのではないでしょうか。
少なくとも、食べ物じゃないことが伝われば幸いです。
それでは失礼します。