海外で生活したときに気づかされた異なる考え方:パート②

2018年入社の情報システム部のHです。

前回に引き続き海外や県外生活体験のすすめを解説します。

②異なる考え方が受け入れやすくなる

人は住んでいる場所が何年も一緒だと価値観が固定されます。

具体的にいえば、普段私たちは日常生活において家族、友達、学校や職場など特定のコミュニティで完結しています。そこで我々は常識や考え方の価値観が確定されます。

個人個人が価値観を持つことは、性格などの確立において大事ではありますが、自分が基準になって他者が想定外なことをすると「常識外だ」と思ってしまいがちです。そういうこともあって、私は「常識力」という表現には疑問を感じることがあります。他のコミュニティでは、他の考え方が必ずあるのでそれを認識する必要があります。

しかし「他の地域では別の考え方なのね」という認識で本質を理解しないでいると、『他の地域』というくくりで距離を置いてしまうことになりかねません。そうならないようにするためには、柔軟にお互いの地域を理解しあう姿勢が重要になってきます。

その姿勢がないと、アメリカなどの他の地域から来た人を『海外の人』もしくは『よそ者(外人)』と一括りにして、常識外の人や変な人と思うことでしょう。

もしくはアメリカなどの他の地域に行った場合は、自分が日本などの生まれ育った地域の文化で考えてしまい、反対に変な人だと思われる可能性が出てきます。

そうならないためには、「郷に入っては郷に従え」の精神と、型にはまらない柔軟な考え方が大事になっていきます。

その2つは、特に自分の生活圏外の地域で生活することで培われると思います。

今まで語ってきたことは、私が県外や海外などで実感したことであり、また他の地域に行くことが楽しくなるきっかけでもあります。

人はずっと同じ地域で生活してもそこに新たな成長や経験は生まれないと思います。みなさんにも是非そういう経験をしてもらいたいです。

きっともっと自身の価値観が豊かになるでしょう!

情報システム部のH

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